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俯瞰図(ふかんず)

 デザイン学校の授業の中で最も印象的だったのが俯瞰図の作画でした。真上から見た状態を描くということが新鮮で、面白い絵だなぁと思いながら描いていました。

 建物をこんな風に真上から見たことはないはずなのに、俯瞰図は平面図が苦手な人も小さな子どもも、ちゃんと空間を把握することができます。その上、見ていて楽しいちょっと不思議な絵です。

 仕事で俯瞰図を描くときは、まず1/50の平面図に家具をレイアウトし、その後、立体的な完成予想図に仕上げていきます。家具だけでなくドアやカーテンもできるだけ忠実に描き込みますが、食器や本などは若干大きめです。縮尺を合わせて描くと小さすぎて何を描いたのかがわからなくなってしまうので…。

 いつも「洗濯物はどこでたたむのかしら」とか「得意メニューはなんだろう」などとお客様の暮らしの様子を想像して描きます。完成までのプロセスは「住まい全体を見ながら部分を描く」の繰り返しですが、素材感や色合いを考える面白さは手描きならではのものです。これからも、その空間「らしく」見えるように工夫を重ねていきたいと思います。

 

                      2018/10/07

 

 


 

北海道新聞2018年10月5日朝刊『「建築パース」手描きで説得力』に俯瞰図が取り上げられました。→どうしん電子版


俯瞰図の作品展のご案内

『平面図のルビ展2』真上からのお宅訪問

 

読みにくい漢字にルビ(ふりがな)を振るように、

わかりにくい平面図をわかりやすいイラストにした俯瞰図。

普通、室内をこんな風に真上から見ることはないのですが、

平面図が苦手な人も小さな子どももちゃんとわかる、

ちょっと不思議な絵です。

 

毎年好評の年賀状の俯瞰図の原画や、

仕事で描いてきた作品たちのほか、

朝ドラ「ひよっこ」で東京編の舞台となった

あの「あかね荘」の俯瞰図もご披露します。

登場人物の個性的なお部屋を訪ねてみませんか?

 

『平面図のルビ展2』真上からのお宅訪問を、

どうぞお楽しみください。

 

 

『平面図のルビ展2』は終了いたしました。

ご来場ありがとうございました。




 チーム小道具

ブルーとイエローの蛍光ペン

 

 図面の文字や記号を塗りつぶしてもちゃんと読める蛍光ペン。窓や建具の打ち合わせの時に活躍しています。以前は「引き戸はオレンジ、ドアはグリーン」のように建具の種類によって色を分けて使っていました。ところが、色弱者には「イエロー、グリーン、オレンジ」が同じような色に、「ブルー、ピンク」が似た色に感じることを知り、大いに反省…。私にはわかりやすくても、打ち合わせに同席している色弱の人には有効な色分けではなかったのです。また、ピンクは色弱者には暗く感じられ、塗りつぶした文字が読みにくくなる場合があります。色を選ぶときは注意したいですね。

 私は今、ブルーとイエローの2色を使い、窓や建具の位置をチェックしています。錠やガラスの種類、網戸の有無などは文字で書き込んでいますが、多色使いの時よりも図面がスッキリと見やすく、わかりやすくなったように感じます。図面は私以外の人も見ることがありますから、誰が見てもわかるように書くことはとても重要です。最近は窓や建具以外でもブルーとイエローの蛍光ペンのが度々登場するようになりました。

 

                       2018/01/12


 蛍光ペンにはたくさんの色があります。下の写真の5色はその一例です。

「ピンク系とブルー系」「イエロー系とグリーン系とオレンジ系」は混同色になりやすい組み合わせです。色を選ぶ時は色のシミュレータなどのシミュレーションツールを活用しましょう。

 



    P型のシミュレーション

      一般色覚者の見え方

   D型のシミュレーション


※P型、D型は色弱のタイプを表します。

 シミュレーション写真は見え方の一例で、すべての色弱者が同様に感じられるわけではありません。


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    インテリアコーディネーターの仕事をサポートしてくれるArrière・planの「チーム小道具」。

    彼らの力なくしては弊社の仕事は成り立ちません。寡黙に働く「チーム小道具」のメンバーを紹介します。